卵が先か鶏が先か いや 政策が先か当選が先か

現代政治化の嘆かわしい姿の一端を垣間見る。
三位一体改革の取り組みについて、参院選前に次のように考える人たちがいるのだ。
「このままでは地方の首長や議員が、選挙で自民党に協力してくれませんよ」
よくもまぁ、こんなことが言えるもんだ。
・政策を行うために当選したいのか
・当選したいために政策を行うのか
と思うことがしばしばある。
多くの政治家は残念ながら後者になってしまっている。
上記２つの違いはこうだ。
＜政策のため＞
大局で物事をみることができる。時には大衆迎合ではなく国民に対して説得を試みる。
＜当選のため＞
大衆迎合により、一歩先の自分の保身だけしか考えない。直後には国民においしい果実を与えるが、その裏ではどんどんと問題が積み重なっていく。
政策のために当選したいという真っ当かつリーダーシップを発揮できる人が望まれる。
小泉さんはその才覚があると思っていたのだが・・・