cyborg’s blog

たまに更新します。

JR西日本事故の反省

死者100名超を出した脱線事故
JR西日本の体質をあらわにしたという批判。
が、これはJR西日本に限った話ではないと考える。
ボーリング大会、宴会への出席に対する「信じられない」という多数の批判。
自社で事件が起こった場合のことを考えると、どれだけの人が、あらかじめセッティングされていたイベントへの出席を断る勇気を持つ人がいるだろうか。
あるいは主催者として中止という、ある種気の利いた判断のできる人がいるだろうか。
何を考えてイベントへ出席したのか・・・、その批判への答えは「深くは考えていない」。
つまり、そこには悪気があるわけではない。
仮に僕が社員だったとしたら何を考えることもなくイベントに参加するだろう。
主催者側だとしておそらくイベントや宴会を中止にすることもないだろう。
JR西日本の常識は世間の非常識とまで言われる。
これは不祥事を起こした企業に対して毎回マスコミの発言を発端に広まる言葉だ。
果たしてそうなのだろうか。
JR西日本の体質はまさに日本の体質になっている。
被害者周辺からの批判は気持ちは非常によくわかる。
それと同時に、批判する者たちは我が身を振り返ってみてはいかがか。
だからといって問題のある行為に対して「自分でも同じだから」といって批判をしないわけにはいかないのも事実である。
すべて矛盾の上にあるのか・・・