cyborg’s blog

たまに更新します。

朝の電車の中で

毎朝乗る時間の電車・・・いつもの車両がなにやらやたらとタバコ臭い。
これは耐えられない、と隣りの車両に移動。
おやっ? 小学生の坊主の隣りの席が空いているではないか。
ということで着席。
ひとつの隣りの駅に着いたところで、女性が乗車してくる。
おっ、可愛いじゃないかい と思っていると小学生の坊主の正面、つまり僕の斜め前に陣取った。
近くで顔を見上げてみるがやはり可愛い。
そして冬装備。
僕は夏のスケスケの服を着た女性よりも冬装備の女性の方が好きなのだ。
ってことで心はホカホカ。
マフラーの上からでている可愛い顔がリンゴのように紅いホッペになっているのがなんともいえない。
しかし僕はポーカーフェース。
数駅いったところで隣りの小学生の坊主が降車。
つまり女の子は目の前の座席が空いたわけである。
でかした坊主!と思っていたら案の定、可愛い女の子は空席に座ってくれた。
ところでこの女の子、カバーをつけた何かの本を読んでいるなぁと気になっていたのだが、隣りに座ったところでチラと見てみる。
国際情勢というチャプターを見ているところからして、これは時事の解説書であることが分かる。
謎は全て解けた。
この子はこれから就職活動をするのだ。
そのために時事の勉強をしているというわけだ。
つまり大学3年生。
あれ? やっぱり謎は全ては解けていない。
女の子の名前、血液型は不明である。
生年月日も分からない。
それにしてもいい香りがほのかにただよってくる。
やっぱり僕の気持ちは朝からポカポカ。
それに、隣りの駅で乗ってきたということはけっこう近くに住んでいる可能性もある、ということ。
やっぱり僕の気持ちは朝からポカポカ。
そんな小さな幸せをかみしめながら電車に乗っていたが、そろそろ僕は降りねばならないのだよ、と心の中でサヨナラを彼女に告げていたのだが、なんとその女の子も同じ駅で降りているではないか。
ほほぉ、ってことはあの子は○×大学の3年生なんだな、と予想できる。
謎がもう一つ解けたわけだ。
これから謎を一つずつ解いていかなくてはならなくなったな。
さてと明日は会えるかな。