cyborg’s blog

たまに更新します。

政治家の責任

混乱を極める民主党
その代表選が行われようとしている。
小沢さんVS菅さん。
菅さんだが、以前に国民年金未納問題で責任をとって代表を辞任したことがある。
当時の責任というのも、国民感情に流されたところがあるように私には感じられる。
つまり僕から見ると責任問題ではないということである。
逆に言うと、責任責任と騒ぎ立てる世論の方がおかしいと思ったわけである。
が、結果菅さんは辞任した。
ならば、彼にとっての責任を尊重しようではないか。
で、また代表になろうとする。
政治家にとっての責任ってのは何なのだろうか。
これでは責任をとるというよりも、単に国民の熱が冷めるのを待っているだけではないか。
そういう場面は菅さんだけではなく多くの政治家に見られる。
責任をとる=とりあえずはその職を退く→時間がたてば何らかのポストを得る
僕に言わせると、この方程式は成り立たない。
右辺≠責任だと思うから。
何らかの責めを負った人が「責任」と自ら認めるのであれば、ポスト復帰という行動はやめていただきたいものである。
一歩譲るとすれば、復帰は一度ないし二度までである。
それ以上の回数は、自らの言動を軽いものにしてしまい、強いては(愚かであろうとも)人々の支持を得ることはできない。
(そういう意味では、前回の衆議院選挙で敗北責任を負った岡田さん、これも責任をとるようなことではなかったはずだが、「責任問題」として辞任している。)
人から好かれる、これも一つの才能である。(とある方の受け売りの言葉だけど)