cyborg’s blog

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民主党よ、どこへ行く

小澤くん、辞任表明、けど留任要請。
小澤くんのお気持ちも分からんでもない。
往々にして、投げ出したくなることもあるものだから。
が、やはり一党首としてはいかがなものか、という印象を受ける。
次から次へと民主党の代表は辞めている気がする。
ここのところ、任期満了で辞めた人の記憶がない。
今回の小澤さんなら、という密かな期待もあったのだけれど。
もう少し粘ってもよいのでないかい?
たった一つの事柄が思い通りに進まないたびに党首が辞任していては、3日に一回のペースで辞任劇が続くことになるぞよ。
辞任に値するほどの情熱をかけるべき政策というのは、政治家であればあって然るべきである。
それが覆される時にこそ、党首は辞任に踏み切るべきである。
そうでない限りは、粛々と進んでいけばよい。
ある政策が実行できないことにいちいち責任を感じてはならない、というよりも責任を感じる類のことではないのである。
自分の思いが、可決されるか否決されるかという、単なる事実としてとらえればよいのである。
否決されれば、単にその政策を捨てればいいだけのことであり、そこに責任はないのではないか。
ただ、上記に記した情熱をかけるべき政策についてだけは例外であると思いたい。
例えば、小泉元首相の郵政民営化が、それに当てはまるであろう。
仮に、情熱をかけた法案なり政策が否決・否認された場合に辞任するのは責任に基づくというよりも、信念に基づくべきものであるのだ。
その信念こそは、というよりも信念であれば、政治家の許される数少ないわがままの一つではないだろうか・・・・・・