cyborg’s blog

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SP

ドラマを観たわけではないが、映画のみ先日に鑑賞。これ、なかなか面白い。
決定的なミスがあるような気もするが・・・僕の見落としか?ひょっとしてそれをクリアする設定があったのかもしれないが。
以下、ネタバレも
伊達さんだっけ?香川照之が尾形さんに牙をむく時、伊達さんの意図としてはテロリストに立ち向かったカリスマとして日本の実験もとい実権を握るつもりだったのだろう。
当然、尾形は伊達に裏切られたと感じて銃口を伊達に向ける。
が、これも織り込み済みの展開で、伊達は手を打っていた。
つまり、テロリストが尾形を裏切って、尾形に一斉に銃口を向けるのだった。
これで伊達は自らの身を保証したわけである。
これは一部始終、テレビで放映されているため国民から見ても伊達はカリスマ議員に仕立て上げられるわけである。
が、このシーンがおかしい。
伊達の演説を聞いて、尾形以外のテロリストたちが、一斉に改心するわけがない。
つまりテロリストが尾形に一斉に銃口を向けた時点で、テロの黒幕が伊達であるということに国民は気づくはずである。
(もちろん気づかない国民もいるかもしれないが、よっぽど鈍い国民でなければ普通は気づく)
テロの黒幕に国政を任せられるわけがない。
ここがもっとも決定的な展開ミス。と思われる。
な〜にが「カリスマの誕生の瞬間」だ。ば〜か。
それ以外の箇所が結構緻密に作られていただけに残念。
といってもアクションものとして観ればとても面白い。
ドラマ版も観てみたいなと思った今日この頃。