cyborg’s blog

たまに更新します。

ゆとり世代

なかなかドラマを見なくなってしまったが、今クールは3つも見てしまった。

 

  1. ラヴソング
  2. ゆとりですがなにか
  3. 真田丸

 

ラヴソングの感想は評判通りと言いますかなんと言いますか・・・。

 

ゆとりですがなにか、真田丸の二つはかなり面白く見ている。

真田丸直江兼次様なんぞは、ひそかにマイブームだったりもする。

 

ゆとりですがなにかを見ていて、最近のゆとり世代について思ったことをいくつか。

 

ゆとり世代って、とても優しい人が多いと思う。

0歳や1歳、2歳の子供を連れて電車やバスに乗っているときに、席を譲ってくれることの多いのは明らかに若い人たちである。

 

正確に言うとゆとり世代かどうかは分からないが、とにかく若者。

 

親切で優しい人が多い分、時折目立つ激しい性格の人はかなり目立つ。

 

けど、概して思うのは、今の若者が日本をリードしていく立場になったとき、きっと平和になっているのではないかな、と。

 

これは嫌味ではなく、文字通り良い意味で言っている。

自分たちが嫌な思いをしたから次は下の世代に!とはならないような気がする。

 

懐が深いというか何というか。

 

とにかく周りの人たちに優しい。

年配の人の一部には、若者が無礼に映ることもあるようだが、無礼なのではなく、単純に人との接し方が変わってきているだけのケースが多い。

 

長距離電車の中や各種集会所などで、問題行動を起こしているのが目につくのはむしろ年配の方たちである印象が強い。

 

あとは、子供を産みたくても産めない環境を作り出してしまったことだけは彼らに対して非常に申し訳ない気持ちがある。

 

子供を産むことの良い点は、俗に社会保障のことだったりも言われるが、私はそうでないと思っている。

もちろん人によってケースバイケースではあるが、全体的に言うと、今、目に映る人たちだけでなく、まだ見ぬこれから生まれてくる人たちにも優しくなれる、といったところだろうか。

 

消費税の増税のことや医療費のことなど、私の場合、どうしても子供世代にツケを回してしまうのではないかと考えてしまう。

 

子だくさんの世代は子孫に優しい気持ちを持っているのか?と問われると、実はやっぱりイエスではないかと思う。

 

ゆとり世代がさらに子孫のことを考えていないというわけではない。

ただ、私の体感上、自分に子供ができる前とできた後では、あきらかに子供に対する印象が変わったと思っている。

 

何とかして子供世代に、孫世代に、豊かな環境を残せればと考えてしまうのである。

 

それは決して甘やかすということではない。

少なくとも自分たちのツケを子々孫々に回して、それをもって苦労せよ、というのはあまりにも理不尽な気がするだけである。

 

仮に社会保障の制度を組みなおすことになったとして、年金が受け取れなくなったとしても、ある程度の基準の生活さえ営むことができれば、それでOKとしたい。

できることなら、死ぬまで働き続けて、納税する立場のままこの世を去ることができれば本望なのである。

 

そんな理想通りにはいかないかもしれないが・・・。