cyborg’s blog

たまに更新します。

年金問題と国民性

閣僚の未納問題が次々に出てくる。
ニュースを見てても、巷でも批判が続々。
「政治家が納めないのは信じられない」だの「それなら私も納めない」などなど。
しかし、国民年金納付対象者の約4割が未納だと聞くが、彼らには政治家を責める資格はないであろう。
政治家が納めてないから私も納めないなんていう発想はいかがなものかと思う。あたかも殺人者が殺人者を批判しているように見える。
悪い例を見て、それなら自分も、という発想が多いことが私は寂しい。
悪い例を反面教師とする姿勢があってもよいのではないかと。
「年金を信用していない、だから私は払わない」という意見であれば、理解はできる。(そうではないと思うが、仮に)政治家がわざと払っていなかったとしたら、「そうか、彼らも自分と同じように年金不信なんだな」と共感する人はいないのであろうか?
「自分が払わない」ということと「他人が払わない」ということは分けて考えてしかるべきではないか。
もちろん、年金を払っていなかった政治家の反省は必須である。