消費税増税

年金問題などなど考えると消費税増税はやむをえないという気もする。
にも関わらず首相は「自分が首相の間は増税しない。ただし議論はする」と言う。
これに多くのマスコミが非難し、野党が非難し、つられて国民も非難気味。
再び私は首相の肩を持ちたい。
マスコミや野党のいうように増税をすれば比較的簡単に物事は収まるかもしれない。
が、お金が足りないからといって増税というのはあまりにも安易ではないか。
足りないから増やすという発想ならば政治は必要ない。
首相が増税しないが議論はする、というのは
・最初に増税ありきでは無駄を削減するという意識がなくなる
・しかし最終的には増税することになるという現実をみる
ということと私は解釈する。
まずは意識的に無駄をなくすことが重要なのだ。
足りなくなれば増やすと言う発想を続けていれば、今後も同じことが続く。
無駄な事業でお金がなくなればまた増税ということを繰り返すに違いない。
増税、増税の繰り返しで本当に負担が困難になって初めて国民は過ちに気づく。そんな気がしてならない。
やはりここ数年は増税しないで切り抜けるというくらいの気構えで構造改革に邁進すべきであろう。