cyborg’s blog

たまに更新します。

栃木の温泉

26日に親父が東京にやってくる。
にしては、現在の部屋はとてもじゃないが泊められる状況ではない。
なので、この土日は片付け・・・・・・と言いたいところだが、会社の人ととその取り巻きで温泉に1泊ということになってしまった。
やばい・・・・・・。
まぁ、それはそれで仕方がないということで温泉を楽しむことにする。
で、栃木のとある温泉へレッツらゴー。
ついた温泉はまさしく秘湯。
ここで私は一つの感動を覚えたのです。
この宿の小さな女の子のEちゃん。
頑張ってお手伝いをしているのです。
お客さんの食後の片付け、そして「ありがとうございました」という礼儀正しく元気な挨拶。
夜は部屋で飲み会をしたいのでグラスやら氷やらを食堂にもらいに行くと、その女の子が「私が部屋まで持って行きます」と言って小さな身体でお盆にいっぱいの氷やらグラスを持っていってくれるのです。
あまりにも感心なので、話をしてみたところ、9歳で小学校3年生らしい。
この女の子に出会えただけでも、この宿に来てよかった、と思える今時珍しい女の子です。
さらに別のツテから聞いたところ、その宿で働いていたお父さんを2年前に亡くしているとのこと。
お母さんを助け、その他の従業員も助けて働くEちゃん、実に健気です。
その上とても可愛らしいのです。
携帯電話の電波もほとんど届かない古風な世界で、親のお手伝いをして育つこの女の子は本当にいい女性になると思います。(この時点で既に素晴らしい女性です)
時折この宿にやってきて、この子の成長を見守りたいくらいです。
ちゃらちゃらしているオナゴどもにはこの子の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいとまで思ってしまいました。
頑張ってね、Eちゃん。