cyborg’s blog

たまに更新します。

マンガ。

今日は久々に懇意の劇団のワークショップを見学。
活発です。
その前にちょいと図書館によって、マンガを閲覧。
これまでトビトビに見ていたが、あだち充のH2の25巻を見ますた。
肘を壊した栄享学園の広田くんが秋季の東京地区予選で主人公チームの千川と対戦の巻。
名将と呼ばれたこそくな監督がやめ、3年生も抜けた新チームはウルトラ強豪から普通の強豪へと様変わり。
広田くん自身もチームに居場所が見当たらない。
どことなく寂しくうつる広田くんでしたが、自分の居場所を求め4番ファーストで千川と対戦。
劣勢を跳ね返すべく孤軍奮闘する広田くんを見ていると泣けてきそうになります。
もともとは悪者キャラで登場した広田くんでしたが、その裏まで、あだち先生が見事に描いています。
そして悪者だった広田くんの変化も実に見事です。
大きな変化というのは返ってうそ臭くうつるものですが、広田くんのような小さな一歩というか小さな前進というのは見ていて泣けてきます。
顔をそむけたままチームメイトに励ましの一言をかけたり、壊した肘を使って剛速球バックホームで本塁で走者を刺したり、集中してバッターボックスへ入る広田くんを見ていると応援したくなりました。
この後、広田くんはたしか野球をやめてしまうのですが、願わくば高校卒業後に肘を治療してプロへと進んでいてもらいたいと願うばかりです。
感動の一日。