cyborg’s blog

たまに更新します。

疑問

人は何故、人を評価するのだろうか?
「あいつは仕事ができる」
「あいつは頭が悪い」
「あいつはセンスがある」
多くの人と付き合っていると、AさんはBさんのいないところで、Bは仕事ができないと言う。
BさんはAさんのいないところで、Aは仕事ができないと言う。
仕事ができる・できないの判断と言うのはなんなのだろうか?
明らかに熟練者がペーペーを判断して言う場合には、多くの場合に愛情を感じることもある。
自分の持っている術を伝えたい。まだまだ伝え切れていない。そこから出てくる言葉は翻って優劣の判断ではないように感じる。
僕の周りの環境について言えば、そういう立場あるいは関係性ではない人間関係の中のこと。
お互いに社会的立場としては近い位置にある人たちの間でなされること。
AとBは仕事の仕方に違いがあるというだけであってお互いに優劣をつけられるものなのだろうか。
自分のやり方・考え方が一番だから、それと異なることをする・考える人は劣るし、それに近い人は(自分ほどではないにしろ)能力があるという評価になるのか。
その根底にある心理として、「自分は優れた人間である」ということであろうか。
絶対的な判断をできる存在ということであろうか。(つまり優秀であるということ)
仕事ができるかできないかの判断を上からの目線で言う。
頭が良いか悪いかの判断を上からの目線で言う。
上からの目線が世の中に多すぎて、街中を歩くのが苦しい。
夏には仕事で1ヶ月ほど家を離れることになる。
仕事だけに縛られない時間を平日にも持つことができるかもしれない。
山の中を、緑の中を、水のほとりを人という生き物を感じずに、静かに歩きたい。
8月が待ち遠しい。