cyborg’s blog

たまに更新します。

世の中のあれやこれや

福島原発、震災の復興のこと諸々。
前から思っていたのだが、とにもかくにも何かあれば「説明をしろ」というのが潮流らしい。
ま、そんな私もトラブルがあった場合は納得のいく説明を求めることもある。
が、「説明」というのは相手を困らせるためにやっているわけではない。
相手がどういう状況かを分かった上で、自身の納得のために説明を求めているのである。
なんだか世の中(いわゆる世論というやつ)の言うところの説明というのは「説明させる」ということ自体が目的になっている気がする。
幼稚な言い方をすれば、意地悪さを感じ得ない。
原発の見通しとか、何とか言ったって、今の状況を写真でみれば、当の本人たちもすぐに正しい情報が発信できないのではないだろうかと思う。
が、それでも世の中が「説明」「説明」と駆り立てるものだから、何かしらの情報を出さざるを得ないのであろう。
しかして出てきた情報は、無理矢理ほじくりだされたものであるから、間違っている可能性は大なのである。
にもかかわらず説明を求めてきた世論は、「嘘の情報」と言って再び攻め始める。
政府、福島原発関係者には申し訳ないのだが、きっと何をどうしても、攻め(あるいは責め)を受けることになるだろう。
きっと誰もが納得する正解はあり得ない。
誰が正しく、誰が悪いという話ではないのであしからず・・・と言いたいところだが、どちらかというと世論に反駁な私である。