cyborg’s blog

たまに更新します。

日勤教育

JR西の日勤教育の記事を散見。
冷静に記事を読むと日勤教育のどこが問題なのかいまいち分からない。
記事自体がどことなく、「日勤教育=悪」という方向に読者を誘導しようとする意図が感じられる。
例えば……
>「勤務態度が悪い」「遅刻が多い」など、運転ミスなどとは直接関係のない理由だけで実施していたものが約3割に達した。
○×△のない理由だけで○×△の部分を見てみると、「だけで」という部分がキーポイントである。
事実のみを伝えるとすれば、次のような文言になるかな。
『「勤務態度が悪い」「遅刻が多い」などの理由で実施していたものが約3割』
そりゃ教育も必要だろうと思うんじゃないかな?
もちろん教育の中身を見ているわけじゃないから、自分なりの真実をみつけようとすればJR西の中に身を置かねばならないであろうが、そんなことをやりはじめると時間はいくらあっても足りない。
だからマスコミをある程度は信じることになるわけなのだが、はっきり言って今のマスコミの記事は鵜呑みにできるほどに信頼性があるとは思えない。
偏見に満ちた書き方の中からいかに真実のみを抜き取って自分の考えを持つことができるか、それが重要である。
もっともマスコミが事実だけを書くのに賛成というわけではなくて、偏見と思われようが、意見を持つことには賛成である。
が、事実は事実、意見は意見ではっきりと分けて書いてもらいたい。
偏見を事実の中にもぐりこませるような書き方はやめてもらいたいものである。