cyborg’s blog

たまに更新します。

明治座 HAKANA

最悪・・・・・・。
細かい分析云々の前に、とにかく「最悪」。
どこが悪いかっていうよりも、いいところを探す方が難しい。
大根役者に大根脚本に大根演出。
大根に失礼だ。
主演の藤本美貴、下手くそすぎ。(まぁそれはいいか。彼女が上手になったら、藤本美貴じゃなくなるもんな。大根役者っぷりが彼女らしいのかも)
男性役、二枚目らしいけど、とにかく演技が気持悪い。
何やら背負ってるように見せかけているが、まったくもって薄っぺらい。共感できない。
賭け事のお金欲しさに人を殺す鈴次郎(だっけ?)が全くもって気分が悪い。
実際の殺人事件はおいておいて、劇中ならばまだ人を殺す裏側の心情にグサリと来るものがあることはあるが、この鈴次郎に関しては人を殺すだけのある意味共感できる人としての感情がどうしても生まれてこない。
胸糞悪いだけ。
性格の悪い奴が主人公のモノでも、いいお芝居ならば共感できるものの、それが全くないのだから。
ストーリー最悪。
わけのわからんギャグ笑えないしいらない。
意味深に思わせて全く意味深でない演出。そんな演出はいらねぇよ。
涙ながらに語れば感動すると思ったら大間違い。
厚みのないキャラクターと演者の相乗効果で全く感動できないどころか気持悪い。
「まさかこうなるんじゃないだろうな。こんな展開が最悪だぞ」・・・・・・という予想を裏切らない最悪の展開。
役のほとんどない役者さんはどうか知らんが、上位10人ほどのそこそこ役のある役者全員がダメダメ。
お金返せではなく、お金払えって気持ちです。
3時間20分・・・・・・拷問状態。
警察の皆さん、容疑者に自白を求めるならば、このお芝居をお見せすることをお勧めしますよ。
2周目に入ったら、俺ならやってないことでも自白してしまうよ、きっと。
はぁ・・・・・・前日のお芝居が素晴らしかっただけに、がっくり。