cyborg’s blog

たまに更新します。

天皇の退位問題

天皇の退位問題以外もそうなのですけど、まぁ、何というか、いわゆる偏差値高き人たちの議論っていうのを聞いていると、重要なものは

 

  • 理屈が重要
  • 建前が重要
  • 理論上の矛盾がなく整合性がとれていることが重要

 

という風に見えてしまいます。

天皇は国政に関する権限を有しないという憲法の条文は分かるのだけれども、建前はともかくも本質は天皇も人間なんだってことがわからないんだね。

 

少なくとも最終的に天皇の退位を判断するのが国会である以上、天皇の意志による退位とも違うような気がするけどね。

 

あくまでもきっかけが天皇のお言葉だっただけで、判断を国会がする以上、国会によるコントロールはできてると思うんだけどね。

 

それでも、天皇のお言葉がきっかけとなるだけで、天皇が国政に介入していると言うのはいかがなものでしょうかね。

 

そもそも、天皇が高齢であるにも関わらず国事行為や公示行為を多くこなしていることについて問題意識はなかったんだろう?

天皇が何も言わなかったらそのまま高齢者に無理させていたんだろう?

天皇自身が希望を発せなくても問題意識を持って早め早めに国会が手を打っていればこんな問題はおきなかったんだよね。

けれども国会が今回の問題に関して自らの意志で問題意識を持って議論を始めるなんてできっこないだろ。

だったら天皇のお言葉きっかけでいいじゃないか。

 

恐らく、恐らく、恐らく、政治の世界や官僚機構もそうなんだけど、東大や京大出身者はマネジメント力はない。人間力も低い人が多い。

それでもせめてものも救いは、東大出身者の中で官僚になるクラスの偏差値の奴らは、あくまでも東大の中では「普通の感覚」に近い層であることであろうか。

 

それでも世間一般からはずれてるので、人の気持ちが分からない的外れな議論ばかりするんだろうなぁ。

 

それでも学歴切り口で行くならば・・・多分、学歴的な頭の良さと人間的なバランスの良さで言うと、九州大学東北大学大阪大学、慶応大学あたりが官僚機構の中枢となるともっと国は良くなるんじゃないかと思う。

 

ちなみに上記大学は自分が社会に出てから、見習いたいなという側面を持った人たちの出身大学であることが多い。

 

東大、京大は、技術開発や条文作成に勤しむことこそ、つまりマネージャーではなくプレーヤーとしてこそ、その実力を発揮する人たちなんだと思う。

 

とにもかくにも人の心が分かる人たちにこそ国を作る先導をしてもらいたいし、企業のマネージメントをしてほしい。

 

天皇退位問題は上記を思わせる出来事の一つである。